いまさら『ニューロマンサー』を初読した(雰囲気で)

いまさらすぎるのですが、ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』を初めて最後まで読みました。
以前にも何度か読もうとしたことはあったのですが、毎回序盤、千葉から出るあたりで離脱してしまい、なかなか最後まで読み進めることができなかったのでした。

それが、『三体』を読み伊藤計劃を読んである程度SFへの耐性ができた今なら読めるのではないかと思い、再び手を出してみたのですが……

結局、通読こそしたものの、途中から登場人物の名前や物語の展開がまったくわからなくなってしまったのでした。
なんとなく雰囲気で読み通しただけです。

ただそれでも、この作品が与えた影響の大きさというのは十分に感じ取ることができたつもりです。

『攻殻機動隊』(士郎正宗の最初の漫画版と、1995年の最初の映画)が欧米で受け入れられたのは、本作の雰囲気をもっとも的確に画にしたからだったのだろうということ。

(解説やWikipediaにも書いてありますが)『マトリックス』への影響。

いまでは『ニンジャスレイヤー』でパロディの対象になっているようなこと(例えばヤクザや手裏剣)が、この時点ではいたって真面目に描かれていたのだということ。

あと、最後の方、リンダのシーンからしばらくの間にはlainっぽさも感じました。

なんというか、こういった作品がある程度歴史の対象にならないと読み進めることさえできないという、わたし自身のセンスのなさについても痛感したのでした。

※なぜかニューロマンサーの下に、関係のない本のリンクが勝手に出ます。