いまさら『ニューロマンサー』を初読した(雰囲気で)

いまさらすぎるのですが、ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』を初めて最後まで読みました。
以前にも何度か読もうとしたことはあったのですが、毎回序盤、千葉から出るあたりで離脱してしまい、なかなか最後まで読み進めることができなかったのでした。

それが、『三体』を読み伊藤計劃を読んである程度SFへの耐性ができた今なら読めるのではないかと思い、再び手を出してみたのですが……

結局、通読こそしたものの、途中から登場人物の名前や物語の展開がまったくわからなくなってしまったのでした。
なんとなく雰囲気で読み通しただけです。

ただそれでも、この作品が与えた影響の大きさというのは十分に感じ取ることができたつもりです。

『攻殻機動隊』(士郎正宗の最初の漫画版と、1995年の最初の映画)が欧米で受け入れられたのは、本作の雰囲気をもっとも的確に画にしたからだったのだろうということ。

(解説やWikipediaにも書いてありますが)『マトリックス』への影響。

いまでは『ニンジャスレイヤー』でパロディの対象になっているようなこと(例えばヤクザや手裏剣)が、この時点ではいたって真面目に描かれていたのだということ。

あと、最後の方、リンダのシーンからしばらくの間にはlainっぽさも感じました。

なんというか、こういった作品がある程度歴史の対象にならないと読み進めることさえできないという、わたし自身のセンスのなさについても痛感したのでした。

※なぜかニューロマンサーの下に、関係のない本のリンクが勝手に出ます。

こういうのでいいんだよ。中国ブランドレンズベスト3

ジャンクばかり漁るような人なので買えなかったのですが本当はこういうのが欲しかったというレンズランキングです。

1位:TTArtisan 50mm F0.95 ASPH

クラカメブームも今は昔、カメラ趣味の本場はもはや中国なんじゃないかと思わせるブランド、銘匠光学。 MマウントでF0.95のレンズは趣味のための存在にほかならないのですが、それをいま作るというのは本当に粋だなあと感じる商品です。

2位:TTArtisan 28mm F5.6(Mマウント)

35mm一本よりも50mmと28mmという人だったので、28mmレンズは好物でした。 ライカMマウントの28mmは安いレンズの決め手に欠ける焦点距離なので、中国製のこのレンズはありがたい存在だといえます。

3位:FUNLEADER CAPLENS 18mm F8

何考えてるんだ! といいたくなるような広角レンズ。 昔だったらWaiWaiワイドのレンズを移植したりしてたのに。 もうこういう商品は中国の人に任せておけばいいんじゃないかな。
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