東京光学(TOPCON、トプコン)のRE. Auto-Topcor 58mm F1.8の自動絞りに粘りがあったため分解したのでメモ。
TOPCON RE.Auto-Topcor 58mm F1.8の外観
購入時の外観。
フィルター径49mm。
ネジはプラスネジ。
非常に作りがよく、方向性は異なりますが同時期のニッコールよりよく感じます。
下の画像にもありますが、内部のマイナスネジに舐めかけた跡があり分解品でした。
TOPCON RE.Auto-Topcor 58mm F1.8の分解メモ
いくつか、分解時に留意したほうがいいことをメモ。
絞りリングのクリックは鋼球とスプリングが入っているので紛失に注意。
絞りユニットの入った筒は、前玉のカニ目のひとつ外側にある、薄いカニ目リングを外すと外れます。
【重要】絞りユニット本体は、その筒のイモネジ3箇所を緩めると外れるのですが、
このイモネジで絞りユニットの位置決めが行われているので、適当に外すと絞りの開口量がズレてしまうので注意が必要。
絞りユニットを清掃しました。
その他、レンズエレメントの絞り前後の面に薄くクモリが生じていたので清掃しました。
以上です。