アニタ・チャン他 『チェン村 中国農村の文革と近代化』読書感想

最近中国の近現代について興味を持っている一環で、『チェン村 中国農村の文革と近代化』という本を読んだ。

チェン村

アニタ・チャン リチャード・マドスン ジョナサン・アンガー 『チェン村 中国農村の文革と近代化』
小林弘二 監訳
1989年 筑摩書房 初版
原著”Chen Village”は1984年 University of California Press刊

『チェン村 中国農村の文革と近代化』

1970年代~1980年代初頭にかけて、中国本土から香港へ移住した元住民からの聞き取りをもとに、広東省のとある村が文革下にどのような出来事があったかを書いたノンフィクション(固有名詞は特定できないよう仮名となっている)。
ノンフィクションと呼んでよいと思うが、半分小説のように読むこともできる。

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