中国のレトロ自転車、上海鳳凰自転車 ZA42型「二八大杠」というものを買ったのですが、関連パーツを買い集めたり、紹介動画の中文字幕を作っているうちに自転車関係の単語をいろいろ知ったのでまとめます。
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中国関係に興味を持ったのがきっかけでたまたま買った、佐藤亮一 『北京収容所』という本を読んだ。
1986年、サイマル出版会、おそらく初版(奥付が扉の裏側にあり日本における標準的なフォーマットと異なる)
未決の戦犯として北京に捕らわれた著者の、1946年春から1947年夏にかけての回顧録。
目を盗んで書いたメモを服に縫い付けて日本に持ち帰ったものを元としている。
劣悪な監獄の環境や食事、多くの人が死んでいく風景。
著者は生きて日本の土を踏むことができたが、救いのない内容である。
最近中国関係のことに興味を持った人間としての視点としては、著者が見た北京は国民党が支配していた時期だったわけだが、国民党への失望と、実際に相見えていない共産党への期待が書かれていることが興味深かった。
実際に歴史上どのような事実があったかは別に評価する必要があるが、それはそれとして、著者の主観としては、実際に酷い目に遭わされたのは国民党側によるものであった。
戦後、中華人民共和国と国交が回復する以前にも少なくない人が、大陸の共産党に好意を持ったことの要因のひとつを、そのような主観から感じたのだった。
この本はあくまでも著者の主観である。
ちょっと、そういうものを自分が読むのは危険かもしれない(同じサイマル出版会の『八路軍の日本兵』もだが)。
自分は現状、つまみ食いのような形で中国関係の本を読んでいる。
安田峰俊や広中一成の新書など……。
だが、文学部出で、本を読むべき若いころに政治や経済を遠ざけていたために、そのような分野への基礎体力がない。
ということでまずは大学の学部生向けの政治史などを読むことにした(教科書として使われている類の)。
しばらくは、学んでいないところの基礎教養をつけることに注力したいと思う。
BOOTHでソ連のヘルメットの3Dモデルを頒布しています。
【VRChat想定】ソ連のヘルメット USSR Helmet 苏联头盔 소련식 헬멧https://scura.booth.pm/items/5805716
制作途中のファイルのスクショを紹介する記事です。
テクスチャはこんな感じの流れで作ってます
保管フォルダです
※ミリタリー系アセットの著作権問題があるようなので自作証明のため念のため作った記事です。
去る10月1日、BOOTHで56式チェストリグの3Dモデルを公開しました。
56式チェストリグ Chicom Type 56 Chest Rig 56冲胸挂 56식 보총 탄입대https://scura.booth.pm/items/6149113
アバターの身体のサイズ確認にはサフィーちゃんを使用しました。
※メッシュ流用なし、だいたい作成した段階でサフィーちゃんのメッシュは削除。
途中経過です(主にUVですが)
メッシュ結合前のファイルのスクショを撮っているので一応自作の証明にはなるかと……
制作途中のファイルも含めたフォルダのスクショです
銃、ミリタリー系の3Dモデルの著作権が騒ぎになっているようなので、アリバイのために記事にしました。
最近中国の近現代について興味を持っている一環で、『チェン村 中国農村の文革と近代化』という本を読んだ。
アニタ・チャン リチャード・マドスン ジョナサン・アンガー 『チェン村 中国農村の文革と近代化』
小林弘二 監訳
1989年 筑摩書房 初版
原著”Chen Village”は1984年 University of California Press刊
Auto Amazon Links: プロダクトが見つかりません。
1970年代~1980年代初頭にかけて、中国本土から香港へ移住した元住民からの聞き取りをもとに、広東省のとある村が文革下にどのような出来事があったかを書いたノンフィクション(固有名詞は特定できないよう仮名となっている)。
ノンフィクションと呼んでよいと思うが、半分小説のように読むこともできる。
淘宝(Taobao)で中国通販をすることを覚えてから中国レトログッズを買い集めるようになったのだが、それが高じて自転車を買ってしまった。
中国の伝統的な形態の、ロッドブレーキの実用車である。
Twitterによるとイギリスの伝統的なロードスター(Roadster)型の影響下にあるらしい。
最近、中国のミリタリー関連に興味を持ったので、そのなかで、この古い本を読んだ。
香川孝志 前田光繁 『八路軍の日本兵たち』、1984年にサイマル出版会から刊行された書籍である。
もはやなにを目指しているのかわからないのだが、人民解放軍のパンツ(下着)を買った。
またかよ、という感じですが中国のタオバオで靴を買いました。
どちらも人民解放軍関連の靴を民生用に売ってるものですね。
中国人民解放軍の軍靴などを製造している際華集団(ジーホワ・グループ)の軍用靴下を買ったので開封時の写真をUPする記事。
※ちなみに簡体字だと际华集团なのだが、この記事を書くときまで簡体字の「际」を際ではなく隊と勘違いしていた。
タオバオの贵州际华3537公式ストアで購入した。
貴州省貴陽市(贵州省贵阳市)にある际华集团(際華集団)の3537厂(3537工廠、3537工場)で作られているようだ。
同工場はどちらかというと靴の製造がメインっぽい。
パッケージはこんな感じ。
セロテープで留めてある。
反対側は輪ゴムで留めてある。
値段は10足で23元(2024年4月のレートで約526円)
たぶんサバゲー等でしかつかわないので10足も持っていたら当面買う必要はなさそう。
足首の部分の長さはけっこう短い。
昔の人民解放軍の靴下もこれくらい短かったらしい(なので古い時代の装備にも使えそうなので購入したというのもある)。
敬禮!(なぜか礼が繁体字)
「敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ~~!」 俺は限界だと思った。
棉麻
优质军袜1.选用优质棉纱 防臭效果好
2.缝头采用直式 缝头、袜头更加平整、穿着舒适
メリヤス
高品質な軍用靴下(簡体字「优质」は「優質」)
1. 高品質の綿糸を使用 防臭効果が高い
2. 縫い目はまっすぐの縫い目を採用 つま先が平らで、快適な履き心地(意訳、おそらく下記画像のように、足の甲側に直線の縫い目が来るのでつま先部分の履き心地が快適、という意味だと思われる)
気になったので普段履いている無印良品の靴下を見てみたら、たしかに同様に上側に継ぎ目があった。ただし無印の靴下は縫い目がほとんど目立たないようになっていた。
普段、世界的にみるとめちゃくちゃ品質の良い靴下を履いていることに気がついて驚いた。
贵州际华3537の靴製品は解放鞋系のキャンバスシューズのなかではかなり品質も見た目も良さそうなのだが、あまりサイズの選択肢がない。
解放鞋のサイズは45がジャストだとわかったが45が売られていない。
かなり残念。