Lomographyが販売しているモノクロフィルム、Earl Gray 100(中身はFomapan100とされている)を現像したあと、パトローネを長巻に流用しようとしたのですが、せっかくなので表面のシールを剥がして、もとはどんなメーカーなのか確かめてみました。
(以前には、ADOX SilvermaxのパトローネがForteの流用だったことがありました)
すると出てきたのはMade in GermanyのTURAというブランドでした。
TURA Life Premium COLOR HR 200の24枚撮り、とのことです。
このTURAというメーカー、日本語ではまともな情報はないのですが、普通にcamera-wiki.orgに項目がありました。
http://camera-wiki.org/wiki/Tura
DeepL翻訳で読んだところによると、イルフォードやAGFAなどの製品のリパッケージが主だったとのこと。
日本でいうみのりフイルムのようなものでしょう。
2004年から2005年にかけてAGFAとイルフォードが倒産し、TURAも契約不履行に至ったということが解説されています。
ということで、なんらかの形でパトローネがLomographyに流れて、上からシールを貼られて流用されるということになったのでしょう。