ASAHI PENTAX KX(アサヒペンタックスKX)の紹介動画です。
一発録りだったため、詳しい内容は動画をご覧ください。
ASAHI PENTAX KXについて
ASAHI PENTAX KXの外観とスペック
レンズマウント:PENTAX Kマウント
シャッター:横走り 布幕フォーカルプレーンシャッター B、1秒~1/1000秒、シンクロ速度1/60秒
巻き上げ:レバー式、1回巻き上げ、分割可能(特注品としてKXモータードライブも存在)
露出計:SPD受光素子、TTL中央重点測光
カウンター:順算式、自動復元
電源:SR44 x2個
使用フィルム:35mmフィルム
発売年:1975年
発売時価格:49,100円(ブラックは3000円高)
製造元:旭光学工業
※スペック出典:『クラシックカメラ専科 No.30 ペンタックスのすべて』1994年、朝日ソノラマ、p.24
※訂正:SuperAから性能表をコピペしたときのミスで、モータードライブ取り付け可となっていた箇所を修正しました。
PENTAX KXについて雑記
このPENTAX KX、プリズム腐食と露出計不動という難点がありました。
ですが、外装のブラックペイントがほんとうに美しいので動画にしてしまったのでした。
分解して思ったのが、基本的にはペンタックスSPの構造だということ。
ペンタックスSPを分解したことがある方でしたら修理には困らないと思います。
1975年に同時に登場したK2やKMと違って絞り値直読がついているのがKXのいいところですね。
今回は同時に発売されたレンズ、SMC PENTAX 55mm F1.8を取り付けていますが、やはりMシリーズのレンズよりも、同時期に登場したKレンズのほうが似合うと思います。
こういうのでいいんだよ。中国ブランドレンズベスト3
ジャンクばかり漁るような人なので買えなかったのですが本当はこういうのが欲しかったというレンズランキングです。1位:TTArtisan 50mm F0.95 ASPH
クラカメブームも今は昔、カメラ趣味の本場はもはや中国なんじゃないかと思わせるブランド、銘匠光学。 MマウントでF0.95のレンズは趣味のための存在にほかならないのですが、それをいま作るというのは本当に粋だなあと感じる商品です。2位:TTArtisan 28mm F5.6(Mマウント)
35mm一本よりも50mmと28mmという人だったので、28mmレンズは好物でした。 ライカMマウントの28mmは安いレンズの決め手に欠ける焦点距離なので、中国製のこのレンズはありがたい存在だといえます。3位:FUNLEADER CAPLENS 18mm F8
何考えてるんだ! といいたくなるような広角レンズ。 昔だったらWaiWaiワイドのレンズを移植したりしてたのに。 もうこういう商品は中国の人に任せておけばいいんじゃないかな。まとめ
台本なしの一発録りだったのでテキストは駆け足となりました。
PENTAX Kシリーズは大柄なボディで特徴が少ないですが、構造に無理がないので末永く使えるカメラだと思います。
それだけにプリズム腐食が発生するのは残念です。
詳しくは動画もご覧ください。