「日本初期写真史 関東編」 展覧会感想(東京都写真美術館)

「日本初期写真史 関東編」 展覧会感想

みなさんこんにちは。

フィルムカメラ系Vtuberの御部スクラです!

先日、東京都写真美術館で開催中の展覧会、
「日本初期写真史 関東編」と「瀬戸正人 記憶の地図」に行ってきました。

この記事では「日本初期写真史 関東編」の感想を話したいと思います。

「日本初期写真史 関東編」

「日本初期写真史 関東編」は東京都写真美術館が継続的に行っている、日本の初期写真についての展覧会なのですが、
もう、ほんとうによかったです。

わたしとしては、東京都写真美術館がやっている展覧会でいちばん意義があるのが、こういう写真史の展覧会だと思っています。

東京都写真美術館では、2006年から10年かけて「夜明け前 知られざる日本写真開拓史」という日本の写真史の研究成果を発表する展覧会を開催してきたんですが、そのときの展覧会もとてもよかったですけど、今回の展覧会、よりわかりやすく、すんなり頭に入ってくる感じがありました。
なんというか「夜明け前」は研究成果発表という感じがありましたが、今回の「日本初期写真史」は展覧会らしい展覧会、という印象です。

全体的によかった点。
日本の写真史とか、幕末明治の美術史に興味を持つと、よくみる図版ってあると思うんですよ。
彩色された横浜写真とか、明治天皇の写真とか。
そういうのの実物が続々と出てきて、うわー! 本物だ! と感動しました。
あと、当然のことですがやっぱり現物見るのって大事ですね。
密着焼きしかない時代に20×24インチの写真を撮ったことの凄さを実感したりとか。

今回、関東地方に縁のある写真師が撮影したものに絞った内容ですが、その範囲では日本の初期の写真史に頻出のものがかなり高い割合で出品されているので、写真の歴史に興味がある方は必見だと思います。

あとは、細かいところですが川崎市民ミュージアム所蔵のダゲレオタイプが出ていて、おお、救えてよかった、と思いました。

「日本初期写真史 関東編」の会期は2021年の1月24日までです。
この動画を投稿している時点ではとくに変更はなさそうですが、新型コロナウイルスの影響で変更もありうると思うので、詳しくは公式サイトでご確認ください。

ありがとうございました。
御部スクラでした。

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