フジカAXの分解についての記述がネットに見当たらないのでメモ。
ジャンクのフジカAX-3の底蓋を外してつついていたらミラーアップから回復したので、ファインダー接眼部のカビを拭こうとトップカバーを外した記録です。
ただし、実力が足りずファインダー清掃は諦めました。
FUJICA AX-3 トップカバー分解
今回触った箇所に逆ネジはありませんでした。
巻き上げレバーはセオリー通り、ゴム板で飾りネジを回すと外れます。
巻き戻しクランクも本体をセオリー通り外して、その下にあるカニ目を外します。
カニ目を外すと感度設定ダイヤルが外れるのですが、ダイヤルのロック部品が見たことのない形状でした。
プラ製のトップカバー自体のモールドに噛み合ってダイヤルがロックされる構造です。
巻き戻し部は感度設定ダイヤルまで外せばOK。
トップカバー自体のネジは、ボディ左右と接眼部左右のほか、銘板を外した下にあるプラスネジ2本も外す必要があります。
これでトップカバーが外れます。
少し噛み合わせがきついです。
※アクセサリーシューのネジを外す必要はありません。
ホットシューにつながるリード線がはんだ付けされているので気をつけてください。
ところが、ご覧のとおり基盤で覆われているうえ、基板と干渉してアイピースだけを外すこともできなかったため、これ以上深追いすると壊すと判断し、ファインダー清掃せず閉じました。
普段機械式のカメラしか触っていない人には荷が重いカメラだと思います。
いっぽうAE-1やMEなどの電気カメラに慣れている人にとってはそこまで難しくないのではないでしょうか。
スクリーンを外す
マウント側についてはスクリーン交換が考慮されているようで、マウント内のネジを2本外すとスクリーンを外して清掃できます。
こういうのでいいんだよ。中国ブランドレンズベスト3
ジャンクばかり漁るような人なので買えなかったのですが本当はこういうのが欲しかったというレンズランキングです。1位:TTArtisan 50mm F0.95 ASPH
クラカメブームも今は昔、カメラ趣味の本場はもはや中国なんじゃないかと思わせるブランド、銘匠光学。 MマウントでF0.95のレンズは趣味のための存在にほかならないのですが、それをいま作るというのは本当に粋だなあと感じる商品です。2位:TTArtisan 28mm F5.6(Mマウント)
35mm一本よりも50mmと28mmという人だったので、28mmレンズは好物でした。 ライカMマウントの28mmは安いレンズの決め手に欠ける焦点距離なので、中国製のこのレンズはありがたい存在だといえます。3位:FUNLEADER CAPLENS 18mm F8
何考えてるんだ! といいたくなるような広角レンズ。 昔だったらWaiWaiワイドのレンズを移植したりしてたのに。 もうこういう商品は中国の人に任せておけばいいんじゃないかな。関連記事
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