RICOHFLEX VI 1950年代前半を彩った大衆機リコーフレックスの話

みなさんこんにちは。
フィルムカメラ系VTuberの御部スクラです。

今回は二眼レフカメラのリコーフレックスについて話します。

リコーフレックスというと、日本製の二眼レフカメラを代表する機種のひとつで、時代を象徴するカメラだといえるでしょう。
当時の他のカメラに比べて値段がとても安くて、一時はプレミア価格で取引されたとまでいわれるのですが、それだけ有名なカメラなのに、じつは、わたしいままで使ったことなかったんですよ。

フィルムカメラについて話すのにリコーフレックスを使ったことがないのはまずい!
そう思って今回動画を作りました。

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Welta Weltur(ウェルタ ウェルツル) 645判スプリングカメラ

みなさんこんにちは。

フィルムカメラ系VTuberの御部スクラです。

今回は中判のスプリングカメラの紹介です。

このカメラはドイツのWelta(ウェルタ)という会社が作ったもので、Weltur(ウェルツル)といいます。
本当に「ウェルツル」という読み方で正しいのかわからないんですけど、早田カメラの方がやっているYouTubeチャンネルで「ウェルツル」と呼ばれていたのでそれに準じました。

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FUJICA AX-3のトップカバー分解

フジカAXの分解についての記述がネットに見当たらないのでメモ。

ジャンクのフジカAX-3の底蓋を外してつついていたらミラーアップから回復したので、ファインダー接眼部のカビを拭こうとトップカバーを外した記録です。
ただし、実力が足りずファインダー清掃は諦めました。

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Zorki 1(ゾルキー1)と旧ソ連製レンズの話。ソ連のカメラってダメなの?

みなさんこんにちは。

フィルムカメラ系VTuberの御部スクラです。

今日はこのカメラを紹介します。
旧ソ連のレンズ交換式レンジファインダーカメラ、ゾルキー1(Zorki1)です。

ゾルキー1(Zorki1)

ゾルキー1は、見た目からわかるとおり、バルナックライカをコピーしたカメラ、いわゆるライカコピーです。
Camera-wikiによると、最初に登場したのが1948年。
細部のバリエーションによって、タイプ1a型から1e型まで愛好家によって分類されているのですが、このゾルキー1は、シリアルが上面にあるのでおそらくタイプ1c型です(今回はシリアルをテープで隠しています)。
この1a型とか1b型とか1c型とかってネーミング、誰が最初にはじめたんですかね?
ソースが不明です。

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1990年代の都写美がすごかった件【古典技法ワークショップ】

みなさんこんにちは!

フィルムカメラ系VTuberの御部スクラです。
今日は小ネタです。

ここに、冊子が4冊あります。
これ、なにかというと東京都写真美術館のワークショップの資料なんですよね。

当時、わたしが参加したものです。

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横須賀美術館 「ヒコーキと美術」 戦争画をアグレッシブに展示した企画展

突発で収録した動画です(一発録りのためテキストはありません)。
サブのカメラで適当に撮影したのでセンサーに盛大にホコリが……。

戦争画を非常にアグレッシブに展示した展覧会でした。

■横須賀美術館 公式Webサイト
https://www.yokosuka-moa.jp/

■戦争画関連 おすすめ書籍

神坂次郎 福富太郎 河田明久 丹尾安典 『画家たちの「戦争」 (とんぼの本)』
2010年 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/602206/

河田明久 監 『別冊太陽220 画家と戦争 (別冊太陽 日本のこころ 220)』
2014年 平凡社
https://www.heibonsha.co.jp/book/b178215.html

針生 一郎 他編 『改訂版 戦争と美術 1937-1945』
2016年 国書刊行会
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336061164/